続報【加須コンビニ強盗】どんな手口?犯人の心理と今後の行動の可能性

 

2019年1月5日と6日に起きた、埼玉県加須市のコンビニ強盗事件。

 

2つのコンビニの距離が近いことと、犯行手口が似ていることから、同一犯の犯行可能性が高いと見られています。

 

その手口が明らかにされました。

 

また、今後の犯人の行動について、予測していきたいと思います。

 

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犯人の手口とは?

 

2件ともに共通する手口。

 

それは缶コーヒーを買うふりをして犯行に及んだということです。

 

《強盗未遂事件:5日午後11時半ごろ》

ファミリーマート加須礼羽店に刃物を持った男が押し入り、店員を脅しましたが、店員がバックヤードに避難したため、何も取らず逃走した。

 

《強盗事件:6日午前5時20分ごろ》

セブンイレブン加須馬内店に客を装った男が押し入り、37歳の男性店員に刃物を突きつけ「金を出せ」と脅し、現金およそ3万9000円を奪って逃走。

 

どちらの店でも商品の缶コーヒーを手に取ってレジに近付く手口だったようです。

 

警察の調べによりますと、強盗事件の方は、男が入店した際には店員の他に2人の客がいたということですが、男は客が店の外に出て行った後、缶コーヒーを買うふりをして犯行に及んだということです。

 

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犯罪心理学から予測される犯人の心理

 

●累強 盗 犯 の 意 思 決 定

再 被 害 化 の 研 究 で す で に 明 らか に さ れ て い る が 、 犯 行 者 が 再 び 同 一 標 的に 対 し て 攻撃 を行 う理 由と し て 二 つ の 事象が確認 さ れ て い る 。

つ ま り、①リ ス ク 偏在性 (risk heterogeneity ,い わ ゆ る 「フ ラ ッ グ要 因」) と②事件依存性 (event dependency , い わ ゆ る 「ブ ー ス ト要因」)で あ る 。

簡単 にい え ば 、① は 被 害 者 側 に顕 著 な リ ス ク要 因 が あ り、 犯 行 者 に は そ の リ ス クが 際 だ っ て み え る こ とで あ り、 ②は 前回 の 事件で 犯 行 者 側 が 種 々 の 情 報 を獲 得 し 、 こ の 情 報 を 参考に し て 次 の 犯 行 を行 うこ とで あ る。

一 般 に 、 累犯 の 場 合 、 し た が っ て 本 稿 に お け る 累強 盗 犯 の 場 合 、 後 者 の 要 因 が 強 い もの と 思 わ れ る 。

なぜ な ら、 第 1 回 目の 犯 行が成 功 す る と 、 通 常、 行為者は再 度 犯 行 を繰 り返 す 傾 向が 強 いと思 わ れ る か ら で あ る 。

い わ ゆ る 「味 を 占め る 」状 況 で あ る 。

山 内 宏太 朗・渡 邉 泰 洋

商業強盗犯の 視点に よる犯罪標的の 心理的選択過程
〜 累 強盗 犯 の 行動 メ カ ニ ズ ム 〜より

 

つまり、一度成功してしまうと味を占めてしまっている可能性が高いということですね。

 

犯 罪 は 犯 行者の 合 理 的 な 選 択 の 結 果発 生 す る 。

そ の 際 の 、犯 行 者 の 最 大 の 基 準 は 「犯 行 の 容 易 さ (easiness of offence )」 で あ る 。

犯 行が 容易 で あ る か ど うか の 判断は 、 初 回 の 犯行前で は 推測 に 基 づ い て いる に す ぎず、 2 回 目 以 降の 犯 行 で は 、 以 前 の 現 実 の 犯 行 か ら得 た 情 報 や 経験 に 基 づ い た 判 断 が 可 能 に な る 。

そ して 、 ま さ し く犯 行 が 成 功 す れ ば 、 それ は と りも なお さず 「犯行 の 容易 さ」が 証明され た こ とに な る か ら、 初 回の 犯 行の 成 功は 、 次 回 以 降の 犯行 に 対す る 大 き な誘因と な る の で あ る 。

この よ うに して 、 累犯 、 再 犯 を 行 う決 定 に は 、 事 件 依 存 性 が 大 きな ウ ェ イ トを 占 め る こ とが 理 解 され る。

山 内 宏太 朗・渡 邉 泰 洋

商業強盗犯の 視点に よる犯罪標的の 心理的選択過程
〜 累 強盗 犯 の 行動 メ カ ニ ズ ム 〜より

 

そして一度成功してしまったことから、『簡単だった』と思っている可能性があるということです。

 

 

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今後の行動の可能性

 

 強盗 の 犯 行 決 定 に 対する 積極的 要 因理 由 比 率

金 銭 の 必 要 性 80.4%
失業 41.8%
刺激 35,5%
薬 物 28.7%
友人 の 影 響 23.8%
酒 18.8%
権力 12.6%
家 族 の 影 響 6.2%
復 讐 6.2%
出 典 :MartinGilland Roger Matthews, Robbers on Robbery : offenders ’
perspectives , in MartinGill(ed .), Crime at Work : Studies in Security
and Crime Prevention, 1994, p 。13.

 

少し古いデータではありますが、おそらく、今回のコンビニ強盗もお金目当ての犯行かと予想されます。

 

上の2つの見解からも、犯人は『簡単にお金が手に入った!なくなったらまたやれば、次も成功するだろう』と思っている可能性があります。

 

今回奪われてしまった金額は3万9千円。

 

このお金がなくなってしまう頃に、また同じ犯行をしようとするのではないか、と私は予想します。

 

さらに、強盗未遂だったコンビニと、強盗したコンビニとが300メートルと非常に近距離なことから、もしかしたら車を持っていないのでは・・・?と思えてしまいます。

 

とにかく、この犯人が捕まるまでは、近隣のコンビニも住民の方も警戒が必要です。

 

 

コンビニ強盗検挙率は約8割!!

しかし、犯罪をしたまま放っておくわけにはいきません!!

 

約8割が検挙されています!

検挙件数、検挙率を見てみると、検挙件数は300件/384件で78.1%と高い検挙率です。「侵入強盗」全体で見ても76.9%と高くなっています。

※前年の検挙率(92.7%)からは低下しています。

検挙率が高い要因は公表されていませんが、防犯システムの充実、店舗だけでなく周辺地域での防犯カメラの普及、SNSや安心メールなど、ネット活用での情報共有などもあるかと思います。

街頭の防犯カメラ

またコンビニ強盗の手口や犯人像のプロファイル化、捜査手法も確立しやすい犯罪パターンだと思います。そして警察のおよび関係者の努力・活躍です。

一時的には成功?しやすい・・

店舗などにより対応は異なりますが、コンビニ強盗に遭った場合は、店のスタッフは身の安全を最優先にするため、無理に抵抗しないように指導やマニュアル化されている場合もあります。このため犯人は、簡単に成功したと勘違いしやすい面もあると思います。また一時的に手に入れることができる金額も、ほとんどが数万円程度です。しかしスグに逮捕されるケースがほとんどです。スグに逮捕されない場合であっても、公訴時効は10年であり、1年以上あとに逮捕された事例も少なくありません。

 

防犯カメラや通報ボタンなどの防犯対策が有効なのはもちろん、目撃情報などの情報共有が大きな成果を上げているようですね。

 

まとめ

 

以上を踏まえて、犯人はまた、近隣のコンビニで同じ過ちを犯す可能性があります。

 

夜中、これまでの強盗事件が起きた時間帯を調べると、夜中、特に3時~4時の時間帯が一番多いと言われています。 

防犯カメラ設置や、通報ボタン設置などの防犯対策はもちろんですが、働く方の安全が第一ですので、くれぐれもお気をつけください!!

 

また住民の方の目撃情報で捕まった例もたくさんあるようです。

 

服装はもう変わってしまっている可能性もありますが、不審な人を見かけたら110番!!ですね。

 

 

犯人にとっては、一見たやすくお金が手に入るように思えてしまうのかもしれません。

 

しかし例えどんな事情があったとしても、刃物で人を脅し、お金を得ることは犯罪です。

 

そのようなお金ではなく、きちんと自分で稼いだお金で、人生を楽しく過ごしてほしいです。

 

一刻も早く、犯人が捕まることを願っております。

 

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