柏児童相談所の元所長が対応迅速と自慢したシートとは?職員はただの公務員!

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千葉県野田市で小学校4年生の栗原心愛ちゃんが虐待死した事件で、心愛ちゃんの一時保護の解除を判断を下した柏児相の当時の所長、奥野智禎(おくのともよし)氏が

「女の子の一時保護の解除を判断した記憶がない」

と話しているそうです。

記憶がないって・・・なに?!

記憶もなくなるほどに忙しい、案件を抱えすぎている?

児相の人手不足は私も存じてはおりますが、「記憶がない」って・・・あまりにも無責任な発言なのでは・・・?

一つ一つの仕事にきちんと向き合っていれば、ほんの少しの記憶も残らないなんてこと、ないのではないかと個人的には思うのですが。

実はこの奥野元所長、今から約半年前のNHKの取材に、独自に導入した“アセスメントシート”を自慢していたというのです。

今回は、週刊文春に記載されていたその情報を元に、柏児相の元所長について調べていこうと思います。

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千葉小4女児死亡、当時の児相所長は一時保護解除の「記憶がない」

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父親に虐待され、亡くなった栗原心愛ちゃん

千葉県野田市で10歳の女の子が死亡した事件で、当時の児童相談所の所長がANNの取材に対して

「女の子の一時保護の解除を判断した記憶がない」と話しました。

 野田市の小学4年生・栗原心愛さんはおととし12月に児童相談所から一時保護を解除された後、先月に自宅で死亡しました。

 柏児童相談所・奥野智禎前所長:
 
Q.一時保護解除の判断報告は受けている?
 
「受けているかと思いますが、それは覚えていないです」
 
Q.PTSD(心的外傷後ストレス障害)の疑いの診断については?
 
「そのことについては分からない、覚えていない。
(結果として)家族の中にそういった危険性があったのが見えていなかった」
 心愛さんの一時保護を解除した当時の児童相談所の所長はこう話し、去年4月に現在の所長に代わる際も心愛さんの件を特段、引き継がなかったということです。

心愛ちゃんの件は引き継がれなかった・・・。

記憶がないから、引き継ぐにも満たなかったということでしょうか?

結果、心愛ちゃんは死んでしまいました。

「記憶がない」だけでは済まされない、ずさんな対応が柏児相にあったようです。

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柏児相の元所長が自慢していた“アセスメントシート”とは?

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「引っ越してきた家庭がもし、児相の訪問を拒否した場合、どこまで強い対応を取るか、判断を迫られるが、シートがあれば虐待のリスクをすぐに把握し、迅速に手を打つことができる。」

今から約半年前、NHKの取材にそう胸を張っていたのは、昨年3月末まで柏児童相談所長を務めていた奥野智禎氏。

児相で一時保護していた心愛ちゃんを自宅に帰してしまう判断を下した際の責任者だ。

引用元:週刊文春

この“アセスメントシート”とはどんなものなのか?

これは千葉県が独自に導入した虐待リスクのチェックシートだそうです。

柏児相によれば、このシートは心愛ちゃん虐待への対応にも活用されていたとのこと。

「保護の必要性を判断するアセスメントシートでは、緊急度を最高の『AA』として、心愛ちゃんを一時保護していた。

しかし、その後緊急度を『B』に下げ、勇一郎容疑者の実家での養育を条件に保護解除を決めてしまうのです。

虐待を擁護しがちな父方の預ける判断は明らかに誤りでした。」(社会部記者)

引用元:週刊文春

このシートを活用するところまではよかったと思います。

そして緊急度を『B』に下げたのも、心愛ちゃんの様子から判断したとのことですから、百歩譲って仕方がないとします。

ですが以下の情報が柏児相の適当な仕事ぶりを匂わせています・・・。

「児相の援助方針会議で自宅に戻すか話し合いが行われました。

緊急度は『B』のままでしたが、虐待程度を3~4択式で答える質問票で選択された『はい』の数は12月末の5個より3個も増えていた。

リスクの上昇を知りながら帰宅を認めた形です。

本来は担当の児童福祉司の意見も重視されるはずですが、福祉司は

『(帰宅判断の根拠となる書類を)忙しくて作り忘れた。』

と説明している。

その後の家庭訪問も怠り、虐待のサインである長期欠席を把握したのは10日後のことでした。」

(社会部記者)

引用元:週刊文春

「忙しくて作り忘れた」・・・?

またもや驚きの発言ですね。。。

これって一般企業で部下が上司に言おうものなら、ものすごく叱られますよね・・・?

例えば取引先の相手に言おうものなら、取引不成立ですよね?

この発言を普通にしてしまうことに驚くのと同時に、この大切な帰宅の判断材料となる書類なしになぜ帰宅させてしまったのか?!

これが本当ならば、杜撰(ずさん)としか言いようがありません。

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柏児相が心愛ちゃんを帰宅させてしまったのは栗原勇一郎が怖かったから

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帰宅判断の背景にあったのが、その2日前に児童福祉司2名と児童心理司1名が心愛ちゃんの祖父宅を訪問したこと。

勇一郎から「お父さんに叩かれたのは嘘」という心愛ちゃんに書かせた手紙を見せられ、「名誉毀損で訴える」と脅されたのだ。

「担当者は勇一郎容疑者を恐れて、その後の家庭訪問もしなかったのでしょう。」

引用元:週刊文春

こう語るのは元児童心理司で『告発 児童相談所が子供を殺す』(文春新書)の著者・山崎由貴子氏です。

栗原勇一郎は、「名誉毀損」や「訴える」という言葉を何度も出し、「組織としてでなく、職員個人として訴えますよ」と脅していたそうです。

結局は、判断の根拠となる材料がなくとも、栗原勇一郎の威圧に負け、心愛ちゃんを帰宅させてしまった・・・。

家庭訪問すれば「家庭を引っ掻き回すな」「個人として訴える」と言われる。

確かにそれは怖いと思います。

自分を守りたい気持ちは誰にでもあるもの。

ですが、無理やり書かされたであろう手紙のことや、栗原勇一郎の暴言の数々からも、心愛ちゃんが危険な状態にあることはわかっていたはず・・・。

そこに罪悪感はなかったのでしょうか。

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児童相談所の職員は定期異動した一般事務の人たち

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「児童福祉司といっても国家資格ではなく、一般事務職で県に採用された公務員が定期異動した際になるものです。

大抵2~3年ほどで異動し、5年いれば長い方でしょう。

専門知識もなければ、クレーム対応にも慣れていません。

子どもを保護すると『訴えてやる』など親から罵倒されるのは日常茶飯事。

中には包丁を突きつけてくる親もいました。」

それゆえ、職員にとっては超不人気部署だという。

「ストレスがかかる上、多忙なのも事実。

都心では1人100件近く、千葉でも50~60人ほどの相談案件を同時に抱えているのではないでしょうか。

実際に柏児相でも1月21日から、心愛ちゃんが亡くなる24日までの4日間だけで、虐待受付数が他にも23件あったといいます。

しかし子どもの命がかかっている。

おざなりな対応が許されるはずがありません。」

奥野氏は2月7日、「リスク判断が誤っていた。」と謝罪した。

責任感の乏しい児童福祉司を重大なミスを犯した児相所長。

救われるべき命が救われなかった。

用元:週刊文春

職員にとって超不人気部署・・・。

この話が本当ならば、いやいややっている人が多いという可能性が高いですよね。

それはもちろん、中にはきちんと真摯に各家庭と向き合い、虐待から子どもたちを守ってくれている方々もいるとは思います!!

ですが、今回の柏児童相談所の一件を見ていると、「子どもを守る」という本来の目的よりも、あまりに保身に走っているような気がしてなりません。

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まとめ

今回は、柏児童相談所の元所長と、柏児相の対応についてまとめました。

心愛ちゃんの事件も含めて、児相が子どもを守りきれていないという印象を受けてしまいます。

子どもを虐待するような親ですから、誰に対しても威圧し、暴言を吐き、時には刃物を持ち出してくる人がいるのも理解はできます。

それだけ、子どもも大人も命に関わる部署なのでしょう。

もしかしたら、そういった危険な人物に対応する訓練を受けていない一般事務職員が児相を任されていること自体が限界なのかもしれません。。。

児相がもっと強く、もっと責任感のある、そして時には強行できるような権力を持つ部署でないと、また同じようなことが起こってしまう可能性は否定できない・・・そう感じました。

 

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