2020年3月20日に100日目を迎えて話題になっている「100日後に死ぬワニ」。
ワニくんが死んでしまったと思われるラストを迎え、切ない想いを抱く読者が多い中、書籍化や映画化、更にはいきものがかりとのコラボPVなどの発表で商業的な匂いがすると話題になりました。
そんな中、「100日後に死ぬワニ」を仕掛けたのが電通だとする情報がTwitterにアップされ、『萎えた』というネットユーザーが急増。
今回は、「100日後に死ぬワニ」と電通との関係や、ネットの声をまとめていきます。
いきものがかり嫌い?!100日後に死ぬワニとコラボの新曲「生きる」に賛否両論!
目次
「100日後に死ぬワニ」は電通案件?ワニくん過労死と言われてしまう!
2019年の12月12日から始まった「100日後に死ぬワニ」。
Twitterとインスタグラムで、毎日ワニくんの死へのカウントダウンをしながら日常のストーリーを読んでいく、これまでにないスタイルで話題になっていた漫画です。
そして100日目を迎えた2020年3月20日。
ワニくんの最期が話題になる中、こんなツイートをしている人が。
※下に画像を大きく紹介します。
これもう100日後に電通入りするワニだろ pic.twitter.com/rtY76sgmX2
— 抜き水洋一 (@nuketenai) March 20, 2020
「100日後に死ぬワニ」は電通案件なのでしょうか?
「100日後に死ぬワニ」は電通案件?
この方の画像を引用しますと・・・
「100日後に死ぬワニ」の運営元は“株式会社ベイシカ”という会社になっています。
そしてそこからたどっていくと、取引先に“(株)電通東日本”という文字が。
さらにいきものがかりとのコラボ曲『生きる』のYoutube概要欄には、PRプランナー根本陽平さんという名前。
そしてこの方が電通の社員であることを確認したようです。
まずは、ここまで調べ上げたTwitterユーザーさんがすごいですね。
「100日後に死ぬワニ」はどうやら”電通”とつながりがあったことは確かなようです。
そして”電通”と聞くと思い出してしまうのは、女性社員の方の過労死です。
2015年の12月25日に命を絶ってしまった高橋まつりさんは、電通に勤めており、長時間労働に苦しんでいました。
その印象から、今でも『電通=過労死』という連想をしてしまう人も多いようです。
ネットではこんな意見が。
ワニくん過労死と言われてしまう!
ワニくんが電通がらみだったということは、
死因は
『99日間も休みなしでTwitterに出演し続けて、100日目に花見に向かってたら小鳥の前で過労死した』って説が正しいのかな。#100日後に死ぬワニ
— 寝たいひと (@yokuneta8080) March 20, 2020
ワニ電通絡んでんのw過労死エンドさせろばかたれ
— きゅう (@999__q) March 20, 2020
電通案件ならワニの死因は過労死にすべきだった
— えのぐ (@UnkoMog) March 20, 2020
ワニくんを過労死に・・・という皮肉の裏にはこんな思いがあるのかもしれません。
ワニの死を悼む心があるなら
公文書改竄で自殺した人や
電通過労死社員の死を許すな— ンマンパンア (@2KboLdX0mW2FeUZ) March 20, 2020
高橋まつりさんが過労死した際にはダンマリなのに今日死んだワニに対しては膨大な量の追悼グッズにいきものがかりですか!!!#100日後に死ぬワニ #電通
— セルフ胎内回帰ちゃん (@self_in_womb) March 20, 2020
ワニ、電通が関わってるっぽくてクソでかいため息が出る
100日後に過労死するまつりとか作ればええやんお前らは、自戒も込めてな— スシロー提案おじさん (@sushiro_revive) March 20, 2020
社員が過労死してもなんとも思ってない電通が、ワニを通して命の大切さがどうのこうの言っちゃうの笑えるな。作者は何も悪くないけど
— shiko (@sjr24_shiko) March 20, 2020
過労死の件があった後も、残業環境は変わっていなかったこともあり、世間の電通に対してのイメージは払拭できないまま・・・。
その電通が「死」を題材にしたとして、ネットは炎上してしまったようですね。
「100日後に死ぬワニ」は電通のステマだった?
一方、こんな意見も。
ワニ漫画
YouTube、いきものががり、グッズ、書籍化。完全なるステマ。
電通。#100日後に死ぬワニ— 浦和人 (@urawazin5025) March 20, 2020
ステマというのは、「ステルスマーケティング」の略語です。
「ヤラセ」や「サクラ」というとわかりやすいかと思いますが、企業から金銭を受け取っているにも関わらず、中立的な立場を装っていい口コミやいい評価を行う行為です。
ネットがそう思ってしまう背景には、ワニくんが死を迎えた途端にこんな動画がアップされたことからでした。
— 100日後に死ぬワニ 公式 (@100waniOfficial) March 20, 2020
『書籍化』『映画化』『グッズ』の文字が見えます。
さらにはいきものがかりとのコラボ曲『生きる』が配信され、読者は商業化の匂いを感じる人が多くいました。
『生きる』についてはこちらにまとめてありますので、よろしければご覧ください。
いきものがかり嫌い?!100日後に死ぬワニとコラボの新曲「生きる」に賛否両論!
確かに、タイミング的に露骨な感じもしますが・・・。
この背景には、過去に電通がステマ疑惑をしていたことが挙げられます。
電通の「アナ雪2」ステマ疑惑
2019年12月3日、映画「アナと雪の女王2」の感想を描いた漫画が7本一斉にTwitterへ投稿され、その不自然さからSNSなどで「ステマではないか」と物議を醸していた問題です。
配給元のウォルト・ディズニー・ジャパンは当初、「ステマという認識はない」という回答をしていましたが、同月5日にホームページに謝罪文を掲載。
「本来クリエーターにPRであることを明記してもらう予定だったが、コミュニケーションが行き届かず、抜け落ちてしまった」と説明しました。
引用元:ferret
これは、2019年12月「アナと雪の女王2」が公開された時に、その感想を書いた投稿が一斉にアップされ、ステマを疑われたというもの。
このステマを行ったのが電通で、その商法でいくことにウォルト・ディズニー・ジャパンが合意したと言われています。
結局、この件は「PR」という表記をし忘れたということで落ち着いたようですが、こういう話を耳にすると、口コミも疑わしくなってしまいますよね。
そんな背景もあり、ネットでは「ステマでは?」と言われてしまっています。
【追記】「100日後に死ぬワニ」は電通案件、ステマではなかった!
2020年3月22日、作者のきくちゆうきさんが、電通案件ではなかったことをツイートしました。
100日間、ワニの話を読んでくれてありがとうございました。
自分の描きたいことは描けましたので、満足です。
これからも作品を描いていくので、気が向いたら見てください。— きくちゆうき (@yuukikikuchi) March 22, 2020
自分の経験したことや、後悔、伝えた方がいいと思うことを漫画として表現しました。1人で始めたことです。
そこにいろんな人が声を掛けてくれて、熱意を感じて受け入れました。
正直、まだ完結もさせてないのに、そんなこと言ってこの人たち大丈夫??と思いました。— きくちゆうき (@yuukikikuchi) March 22, 2020
改めて言いますが、ワニの話しは自分1人で始めました。それから色んな人が付いてきてくれました。1人1人と話をして、自分なりにしっかり見極め、信じて、この人になら任せてみてもいいかな、と思った結果が「今」に繋がっています。
— きくちゆうき (@yuukikikuchi) March 22, 2020
きくちさんは、
●1人で始めた
●いろんな人が声をかけてくれた
●猜疑心も持っていた
というようなことを主張しています。
このツイートを見る限り、きくちさんが個人的に始めたのが先で、連載途中でいろいろな話があったようですね。
ネットの声
【悲報】ワニがバズったのは結局嘘つきステマ漫画家やしろあずき御一行による自演だったというwwww裏には電通がついてる模様www twitterやってる奴チョロすぎwwww#アナ雪#ステマ#100日後に死ぬワニ #きくちゆうき
— バカをシバく垢 (@74FfLvJVFy747Gf) March 20, 2020
ワニの漫画、電通のステマで、友人の死も嘘って聞いて笑ったわ
— おこわん@MTG初心者 (@okowan199204) March 20, 2020
死んだワニくんには100日間楽しませてもらったのでお礼を申し上げたい。でも電通案件だって聞いて冷めた。同様に電通だと聞いてがっかりの声が大きくなるほど、電通は電通の名前を前面に出せなくなってステマが増えて、また更に嫌われるというデススパイラル。
— 無能卿 働かざる仁伯爵 (@HundertSteine) March 20, 2020
電通ワニで最も不可解なのは、最終的な企画の規模から考えて最初からステマ&商業目的だったとしか考えられないのに、なぜか連載前当時は大して有名でもなかった人をわざわざ起用している所
— YON (@yoyoyo_4) March 20, 2020
結局ワニのやつも電通絡みだったか
あいつらステマうめぇなぁ!?
無理矢理流行らせることに関してはピカイチ⭐︎— 鷹…… (@TaitoTAKA888) March 20, 2020
ワニが電通のステマだったらマジで電通すげえな
簡単にたくさんの人を右向け右できんじゃん— 坂下 (@SSR_aoaka) March 20, 2020
ネットでは「ワニは電通のステマだったか」という声が多かったですが、逆に「電通すごいな」という人もいましたね。
個人的には、今回は「ヤラセ」や「サクラ」の背景が見えづらいので、『ステマ』とは少し違うのかな?という印象です。
ただ、確かに最後に商業的な感じが出てしまったので、後味は悪くなってしまいましたが・・・。笑
どちらにしても、100日間の期待と感動が一瞬にして冷めてしまったというのは事実のようです。。
【追記】きくちゆうきさんが、2020年3月22日に「個人的に始めた」というツイートをしているので、『ステマ』ではなかったとのことです。
まとめ
「100日後に死ぬワニ」と電通との関わりについてまとめました。
結果的に、電通も関わってきていたようですが、『ステマ』ではないとのこと。
少しホッとしましたね。
それでは最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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