「お水は大切な資源」・・・と、頭ではわかっていても、普段は忘れがち。
うちの子もけっこうな勢いで蛇口をひねり、ジャーーーーーーッと出しっぱなしにしては私に怒られています。(笑)
小さいうちから“ものを大切にする”という概念を教えるのは、とても大事ですね。
娘たちが通っていた保育園でも、お水を出しっぱなしにしない、ティッシュは1枚ずつ使う、ハンドソープは1プッシュ(笑)など、親の私もハッとするような細かいことを教えてくれていました。
今回は、「お水を大切にする」という観点から、お水の秘めたる力や、ある会社が行っているお水についての教育活動をご紹介します。
知られざるお水の力と「テルマリズム」
ミネラルウォーターには様々な種類があります。
日本のミネラルウォーターは軟水が多く、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルが控えめで、スッキリ飲みやすいものがたくさんありますよね。
お水がたくさん採れるヨーロッパは…というと、カルシウムやマグネシウムなどミネラルを多く含んでいたり、天然の炭酸水や重炭酸塩入り…つまり体の働きを助けてくれるお水、硬水がたくさん採れるんです!
何も知らなかった私は、『炭酸て天然のがあるんだぁ・・・』なんてのんきに考えていましたが…。(笑)
でもこのミネラルたっぷりの硬水、牛乳や食事を摂るのと同じくらい栄養があるって知ってましたか??
またフランスでは、ミネラルウォーターの成分が病気を治療する力がある、ということでミネラルウォーターを用いた「テルマリズム」という水療法があるらしいのです。
しかも!!
この「テルマリズム」、なんと社会保険や健康保険が適用されるというからビックリ!!
そのかわり、どの水がなんの病気に効果があるのかは医学的・臨床的にきちんと調査されています。
ちゃんとした医療行為なんですね。
フランスでは12の項目に分けて治療を行うようですが、その中で皮膚治療なんかは私達にもイメージしやすいですね。
みなさん、“アベンヌ”は知ってますか?
女性の方なら一度は見たことあるかもしれませんが、よく薬局に置いてある顔にシュ~ッとふきかけるあのスプレーです。
アベンヌは、肌にいい成分がたくさん入った温泉水からできています。
そしてその本場、南フランスのアベンヌには皮膚疾患治療のセンターがあり、世界中から肌に悩む人が訪れているそうです。
なんでもアトピー性皮膚炎に悩む14歳以下の子どもたちの治療にも実績を上げているんだとか・・・!
「テルマリズム」・・・これはあなどれませんね・・・!!
検証!!お水でお肌のカサカサ改善?!
下の娘は赤ちゃんの時から肌が弱く、すぐカサカサになってしまいます。
良くなったり悪くなったりを繰り返すのですが、プールが始まった頃、見ていてかわいそうなくらい顔がカサカサになってしまいました。
『たぶん塩素かな・・・?』
と思いましたが、ただひたすらプールの時期が去るまで耐えさせるのはかわいそうだったので、やれることをやってみよう!と。
そこで思い出したのが「テルマリズム」です。
さすがにミネラルウォーターの湯船は用意できないので(笑)、今まで使っていた水道水に浄水器をつけ、ごはんやおみそ汁を作る時も浄水を使い、飲み水はウォーターサーバーから、というふうに体内に入れるお水を徹底してみました。
すると・・・
肌がきれいになってる!!!
お水ってすごいなー!!
やっぱり効果あるんだ、と感心。
ですが・・・
その効果がありすぎて、祖母宅に泊まりに行った時に普通の水道水を飲んでしまったら、あっという間にカッサカサになってしまいました。。。
徹底しすぎたために、逆に敏感になってしまったようです。
そんなこともあるんですね・・・(汗)
ただこれは、あくまでのうちの娘の場合です。
私の親戚も過去に肌の悩みからお水を変えたけど、効果はなかった、と言っていました。
効果には個人差があると思いますので、どうか参考程度にお読みくださいね。
サントリーの取り組み、「水育」
今やスーパーマーケットにも豊富に置いてあるミネラルウォーター。
でもお水は決して無限の産物ではありません。
「サントリー 南アルプスの天然水」でおなじみのサントリーは、もう15年以上も前からこの天然水を育むための森、“天然水の森”を育てています。
おいしい水を作るのは、良い土から。
その良い土が育つためには、良い生態系がなくてはなりません。
サントリーは長い年月をかけて、ゆっくりゆっくりこの森を育ててきました。
そして次世代の子どもたちにもお水の大切さを知ってもらいたい!
そんな想いからお水の教育=「水育」を毎年開催しています。
サントリーの保有する“天然水の森”を探検して水に触れたり、水を育む森や自然の大切さを体感する「森と水の学校」。
(小学校3~6年生対象)
もう一つは水育講師が全国の小学校に出張して、自然のしくみや大切さを教え、水を引き継ぐために何ができるかを考えていく「出張授業」。
(小学校4~5年生対象)
どちらも毎年参加者が続々と増えているようです。
私も娘たちと「森と水の学校」に参加したいなと思っていますが、下の娘がまだ年齢に達していないのでしばしお預けです。(泣)
まとめ
今回はお水の知られざる力や、水育についてご紹介しました。
お水は人が生活する上では欠かせないもの。
ですが資源には限りがあります。
この先の未来でもずっと素敵なお水を使い続けていくために、お水の大切さについて子どもたちに知ってもらい、そして私たち大人も心に留めておきたいですね。
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