あなたのお子さんは本を読むのが好きですか?
本を読むと、言葉を覚えたり、文章を書く力が身につくのはもちろん、物語で非日常を体感できたりします。
また、昔の人の考え方や言葉を直接感じられるというメリットもありますね。
本は映像ではないので、文字を読んで頭の中で想像する必要があります。
なので想像力もついてきます。
想像力は本当に大事。
今、目の前にないものを頭の中で考えるのですから、何かを開発したり理想を抱く力にもなりますし、
想像力があれば相手の気持ちを考えたりもできるので、視野も広くなり、優しい人間にもなれるでしょう。
私の娘たちが通う小学校も、本を読むことに力を入れていて、年間300冊が目標なんだそうです!
(月に換算すると25冊・・・けっこうボリュームありますね。笑)
でも、「読め読め」と言ってもなかなか読まない…。
子どもの頃の私がそうでした。言われると逆に読む気無くしちゃうんですよね。(笑)
お母さんに言われるから仕方なく…みたいな感じでなんかあんまり内容を楽しめなかったり。
なので本の楽しさや、必要性に気づいたのは大人になってからです。
そんな私の経験から、今私が子どもたちにやっている“子どもが自ら本を読むようになる教育方法”をご紹介します。
先程も言いましたが、人は「やれやれ」と言われるとやりたくなくなるもの。
「本を読みなさい」と言ったところで、全然動いてくれず、こちらがイライラしてしまうのはもう目に見えています。(笑)
なので、敢えて言わない。
言わないことで、子どもの自主性を育てるんだ、と考えて我慢しましょう。
そっと本を置いておく
子どもの目につくところに、何気なく本を置いておきます。
読んでほしい本は表紙が見えるように、上に出してみたり。(笑)
うちはお風呂から上がったあとはすぐに寝室に行くので、寝室にホントに小さい棚を置き、そこに本やお絵かき帳、ぬり絵を置いているんですね。
そうすると出してあった本を手に取っていたり、その本を見て思い出したのか別の本を持ってきたりしています。
私は心の中で『しめしめ』(笑)
子どもの視野に入る場所に何気なく置いておくのがポイントです!
メディアなしの時間を作る
テレビやゲーム、スマホなどのメディアはやりだすと本当にキリがありません。
中毒性があるのはもちろんですが、そうでなくともなんとなくダラダラと続けてしまいがちです。
そこで我が家では、“お風呂に入ったあとはメディアなし!”というルールにしています。
寝る直前まで電波に触れていると、興奮して眠れないからという理由もあります。
なので、お風呂に入ったあとはテレビもゲームもできないので、やることがありません。(笑)
そこで本を見つけると『あ、そういえばこんな本あったな』という感じで読んでくれます。
本を読む以外にやることがない状況を作り出すんですね。
うちの場合はそこにぬり絵やお絵かきも入っていますので、ぬり絵をしている日もあればお絵かきをしている日もあります。
でもそれでいいんです。
毎日読まなくてもまた自分から読みたい!と思ってくれる日を待ちましょう。
定期的に図書館に連れていく
図書館ほどありがたいものはありません。
無料でたくさんの本を読めて、無料で知識を得られる。
子どもにとっても大人にとっても本当に楽しい場所です。
その図書館にもよるとは思いますが、図書館には児童書コーナーや学生コーナーがあるところも多いので、子ども自身が好きな本を探せます。
私の街の図書館は子ども用のカートが置いてあり、まとめて何冊も入れられるので、子どもたちはたくさん入れたいがために何冊も選びます。(笑)
子ども心をうまくつかんでいますね!
借りたら返す、その時にまた新しい本が借りたくなるので、日常で本に触れ合うことができます。
図書館に行くことを日常に組み込み、本に触れるのを当たり前にしていきましょう。
まとめ
以上4つの方法をご紹介しました。
この方法で、私の娘たちは本を好きになり、学校でも多読賞をもらったりしています。
最近も「図書館に連れてって」と言われていますが、私が忙しくてなかなか連れていけていないところが反省点です。。。(泣)
もちろん、好きの度合いにも個人差はあり、下の娘は気まぐれで読んだり読まなかったり。
それでもある瞬間に二人そろってちょっと長めの本を読んでいる姿を目にした時には、心の中で『よし!』と思ったものです。(笑)
もしよろしければこの4つの方法、一度お試ししてみてはいかがでしょうか。
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