知っていますか?毎年12月3日~9日までの期間は「障害者週間」だそうです。
私も昨日、駅でチラシとボールペンをもらって初めて知りました。
「一人より みんなでつながる 大きな力」
~共に生き 共に支え合う 共生社会の実現へ~
そう書かれていました。
共生社会…いいですね!!
子どもも大人もお年寄りも障害者も、みんなが共生できる社会は素晴らしいと思います。
今回は、チラシにあった障害者マーク3つをご紹介しながら、共生できる社会について考えていこうと思います。
障害者と共生していた保育園時代
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私には子どもが2人いますが、私の子どもが通っていた保育園には障害者がいました。
でもそれが普通でした。
子どもたちもなんの偏見もなく触れ合っていて、できることは見守り、できないことは手伝う。
それは障害者に対してだけでなく、人に対して当たり前のこと。
そういった「観念」を子どものうちから教育していくのは、大切なことですね。
そして、小さいうちから障害者に触れ合うことで、偏見を持たない子に育っていきます。
「あの人ヘン!!」
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これは紛れもなく、私の娘が言った言葉です。
ショッピングモールで買い物をしているときに障害者を見かけ、小1の娘が
言ったのでした。
『まさか自分の娘がこんなこと言うなんて!』
ショックでした。
そんなふうに育てたつもりはなかったのに。
それと同時に、これまで障害者と触れ合う機会をあまり作ってあげられていなかったんだ、と反省しました。
でも、それもそのはず。
普通に小学校に行き、放課後は学童に行き、休日は習い事…
接点がないのも仕方がありません。
それに、子どもはまだ言葉のレパートリーが少ないから、ストレートに表現してしまいます。
むしろ、これは教えるチャンスだな、と思いました。
そこで私は、
「別にヘンじゃないよ。みんな違ってみんないい、でしょ。
向こうから見たら、こっちがヘンかもしれないじゃん?
誰がヘンなんて、誰にも決められないよ。」
と言ってみました。
これが正解なのかはわかりません。(笑)
ただ少なくとも変なのではなくて、ただ違うだけなのだと、教えたかったのです。
素直でない娘は、
「えーだってさ…」
と言っていましたが、顔は恥じている様子でした。素直じゃないんだから。(笑)
普段出会わない人や何かに出会ったら、驚くのは当たり前のこと。
でも子どもはまだ言葉足らずだから、つい失礼な表現も使ってしまうかもしれません。
そんなときは、教えるチャンスなのだと考えて、怒らずに教えてあげてくださいね。
その人を理解するために有効な障害者マーク
普段接点のない障害者と出会ったときに、ひと目でその人を理解することができるのが
“障害者マーク”です。
この障害者マークは、障がいのある人に配慮した施設であることや、それぞれの障がいについてわかりやすく表示するため、いろいろなものがあります。
マークを知ることで障がいへの理解もでき、お互いの距離も縮まっていくかもしれませんね。
今回はその中から3つに絞って、ざっくりとご紹介したいと思います。
身体障害者標識
身体が不自由で、免許が条件付きとなっている方のためのマークです。
危険防止のため以外で、このマークを付けた車に幅寄せや割り込みを行うと、
道路交通法の規定により罰せられます。
聴覚障害者標識
聴覚に障害があり、免許が条件付きとなっている方のためのマークです。
危険防止のため以外で、このマークを付けた車に幅寄せや割り込みを行うと、
道路交通法の規定により罰せられます。
オスメイトマーク
オスメイトとは、病気などで人工肛門・人工膀胱を造設している人のことを言います。
このマークはそういった人たちのための設備があるトイレがあることを表していて、トイレの入口などに付けられています。
まとめ
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いかがだったでしょうか。
見たことあるけど、なんのマークか知らなかった!
というものもありましたか?
ここでは3つのみの紹介でしたが、他にも補助犬同伴OK!を意味する“ほじょ犬マーク”や
外見からわからなくても難病や障害を抱えている人が、配慮を必要としています!と知らせる意味の“ヘルプマーク”など、様々なマークがあります。
何を隠そう、私の父親はヘルプマークの所持者です。
最近、ペースメーカーを入れました。
はじめは体内に機械を入れることに抵抗があったようですが、入れてみたら体がラクになり、更には障害者になったことでいろいろな優遇を受けられるようになったと、なんだか嬉しそうです。(笑)
それから街でヘルプマークを付けている人を見ると、自然と意識するようになりました。
マークにより理解を深め、温かい社会を作っていけるといいですね。
そして大人のその姿を子どもたちに見せ、子どもたちも一緒に共生社会を目指していきたいものです。
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