NHKのほっこり番組「潜れ!さかなクン」。
1月5日(土)19:30からの長崎・五島列島の放送を前に、以前の番組が再放送されました。
まだ見ぬ水中世界はどうなっているのか、さかなクンが潜りまくって探検する新番組。東京湾のアクアライン下、横浜・山下公園の海、館山の魚の高層マンションをぶらり散歩!
番組内容
あるときは海底深く走るトンネルへ。またある時は深海に沈む船へ…。私たちがまだ見たことのない水中世界は一体どうなっているのか、さかなクンが潜りまくって探検する新感覚番組! NHKが誇る潜水撮影チームとタッグを組んで、さかなクンが魚になりきって海中を探検! 第1回は東京湾。水中工事や魚礁名人と一緒に、シンゴジラも現れたアクアライン下、山下公園の海、館山の魚の高層マンションなどぶらり散歩します!
出演者
- 出演
- さかなクン,荒俣宏,東京スカパラダイスオーケストラ,
- ゲスト
- コカドケンタロウ,新井美羽,
さかなクンが実際に魚になりきって、海を探検!
再放送もみんな楽しく見てるみたいですねー。
え?!さかなクンがクラリネットを演奏?!
大人気のさかなクン。番組内で東京スカパラダイスオーケストラとクラリネットを演奏!
魚の知識はもちろん、絵も描けて楽器も演奏できる、その多才ぶりにも注目が集まっているようですね。
楽器もサックスのイメージが強かったのが、実はクラリネットも演奏できるの・・・?!と驚きの声が。
クラリネットをスイスイ演奏するさかなクンとスカパラ映像
さ・・・さかなクン?!
え、さかなクンてこんなにかっこよかったですか?!?!
ちょいちょい、さかなクンらしさは出てましたが(笑)、「ギョギョギョーッ!」のイメージがあまりにも強かったので、かっこいい姿にビックリしました!!!
スカパラはさすが、安定のかっこよさですね。
さかなクンが演奏できる楽器はいくつ?
さて、さかなクンは一体どれくらいたくさんの楽器を演奏できるのでしょうか?
調べたところ、こんな記載を発見。
さかなクンのすべての所有楽器は?という問いに、
以前「バンドライフ」という雑誌で「所有楽器の一部」として掲載されていたのは、
・テナーバストロンボーン
・ソプラノサックス
・ソプリロ
・バリトンサックス
・バスサックス2種
・アルトクラリネット
・バスクラリネット3種
・コントラアルトクラリネット2種
・コントラバスクラリネット2種
・ファゴットでした。
という回答。
ええっ?!
もしやこれ全部演奏できるの??!!
しかも一部って・・・。
調べてみましたが、これ全部の演奏できるかどうかまではわかりませんでした。。。
しかしっ!!
4つの楽器は確認できましたよ!!!
【テナーバストロンボーン】
さかなクンは中学生の頃に水槽楽部ならぬ吹奏楽部に入部し、中学3年間はトロンボーンを担当。
こちらはそのときに購入したヤマハ社製のテナーバストロンボーンだ。
「今は滅多に吹くことがないでギョざいますが、中学の3年間ず〜っと吹いてきた思い出いっぱいの楽器です。
トロンボーンは表現豊かな音色はもちろん!スライドの伸び縮みのおもしろさが大好きです♫
中学の吹奏楽部では普通は2年生からコンクールに出られるのですが、自分は飲み込みが悪くて……がんばりも足りなくて……。
合奏中にトロンボーンを杖のようにしてウトウト眠っちゃったり、スライドを勢いよく伸ばしたときに手を放してしまいスポッと抜けて床にガッチャ〜ン! すんギョい怒られました。
それで2年生ではコンクールに出させてもらえなくて、3年でやっと出られたんです!
やっぱりがんばって続けることが大事ですね。
音楽はがんばり続けることでもあることを顧問の鈴木健二先生が教えてくださいました!」
【バスクラリネット】
こちらはさかなクンがよく演奏するというビュッフェ・クランポン製のバスクラリネット。
成魚(成人)になったばかりの頃に購入したものだという。
「幼魚(幼い)の頃、大好きだったテレビ番組の『日本昔ばなし』でキツネやタヌキ、時に“おこぜ”や妖怪が出ると、渋〜く響く低音が登場するんです。
ずっとその音に惹かれていたのですが、正体がわからなかったんです。
ところが、中学の吹奏楽部でその音の主がバスクラリネットだってわかったときに“ギョギョギョ〜! こんなにひょろっとした楽器からあの渋〜くて低い音が出るんだ〜!”って驚いたんです。
それで“高校生になったらバスクラリネット吹くぞ〜!”って思っていたんですけど、高校に吹奏楽部があることを知らずに最初は登山部に入部したんです。
そんななか音楽に詳しい歴史の先生がいて、バスクラリネットが大活躍するヤナーチェクさまの曲を教えもらったりしていたら、“君、バスクラリネット吹きたいの?
それならうちの吹奏楽部が廃部寸前だから入ってくれたら嬉しい!!”っておっしゃるんです。
もう、“ギョエー! 吹奏楽部あったんだー♪”ってうれしくて、うれしくて。
それですぐ吹奏楽部の練習場所にうかがってバスクラリネットを見せてもらって、もう心臓ドッキドキ♪ 初めて吹いたとき憧れの渋〜い音が出て、と〜っても感動しました」
【コントラバスクラリネット その1】
こちらはセルマー製の木製コントラバスクラリネット。 この大きさ! なんだかかなり珍しそう!
「セルマー社さまはサックスのイメージが強いですが、クラリネットの歴史も長く、さまざまな種類を作ってらっしゃるのです。
しかも、木製のコントラバスクラリネット(ベーム式)を作ってらっしゃるのはセルマー社さまだけなのだそうです!
すギョい!! この形と大きさ!!! 超!低音でありながら、あたたか〜い音。素晴らしいです」
【コントラバスクラリネット その2】
こちらもかな〜り珍しいというコントラバスクラリネット。ルブラン社製だ。
「こちらは今からギョ(5)年くらい前に出会えました♪ 今は製造されていません。
探しても探してもないので……若魚(20歳前後)のときに、お寿司屋さんでアルバイトしてお金を貯めて、ルブラン社さまのあったフランスのパリまで一人旅したんです!
それでパリの楽器屋さんに行ったらギョギョギョ!
“日本に行けばあるよ。日本人とアメリカ人が買って行くからね”って言うんです!
ギョッエ〜!!です。
そしたらナント!ギョ年前に大阪の方が持っていらっしゃることがわかり、譲ってくださいました」
このコントラバスクラリネットも「博物館に置いてあるくらい貴重」なものだという。
コントラバスクラリネットの魅力については
「なかなか主役になる楽器ではないんです。でも、大きさと形が立派で存在感があるんです。
昔から吹奏楽コンクールでコントラバスクラリネット奏者がいる学校を見ると“この学校すギョいって!”って感動していました。
耳を澄ますとバリバリっとした独自の音も聴こえるし、とってもかっこいいんですよ〜!
アンソニ−・ブラクストンさまのジャズでも大活躍します♪」と語ってくれた。
なお、バスクラリネットやコントラバスクラリネットは通常座って演奏するが、今回は撮影のために立って構えてもらった。
一つの楽器を演奏できるだけでもすごいのに、こんなにたくさんの楽器を演奏できるなんて・・・!
恐るべしさかなクンの能力です。
まとめ
魚だけではなく、楽器にも詳しいさかなクン。
魚にも楽器にも愛情たっぷりな姿が伺えますね。
それにしても多才です。
絵・楽器・魚。
さかなクンの心の中はいつもこんな感じなのかもしれませんね。
(さかなクン作)
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